3月31日(日)
午前は銀座で仕事。
お昼から鈴木仁先生の葬別ミサがありました。
お亡くなりになられて3週間。
やっと実感がわいてきた感じです。
先生の功績を改めて違った角度から知りました。
自分が東京に住んでみて、毎週広島に何十年も無欠勤で通い続けることの、すごさが分かりました(以前は夜行列車で通っておられたそうです)。
本当に頭が下がります。
そして献花のとき先生の演奏された録音が流されました。
なんと美しい声でしょう。
先生、本当にありがとうございました、安らかにお眠りください。
夜はミヒャエル・ハイドンのレクイエムの練習にお邪魔しました。
ウィーンとプラハで以前ご一緒した方がたくさんいらっしゃる合唱団です。
この作品はモーツァルトのレクイエムとの類似性が随所に見られるということしか知らず、歌ったことも聴いた事ももなかったのですが、モーツァルトにまったく劣らず完成度の高い作品でした。
モーツァルトのより、より典礼的かもしれません。
ミヒァエル・ハイドンのお墓にはザルツブルクで連れて行ってもらったことがあります。
彼の作品もまったく知らず、モーツァルトの親戚一同のお墓と確か同じ墓地だったと思います。
合唱団の懇親会に参加させていただいた後、鈴木先生が指導していらしゃった東京バロック合唱団の方たちと合流して、朝まで先生を偲んで飲み続けました。
レクイエムな一日でした。