3月6日(火)
バタバタした一日でした。
ダブリンで歌うメサイアを大学時代の宗教声楽の先生に聞いていただきました。
2時間半もレッスンしてくださいました!
そして下井草のカトリック教会に移動してマタイの児童合唱の指導。
3年生の女の子4人だったのですが、以前3年生の担任を持っていたので、なんだか泣きそうになりました。
とにかく、このマタイ受難曲を通して、子どもたちが何か学んでもらえたらと願っています。
バッハは”小川さん”だよという話から始まり、最後今日習ったことを一人ずつ感想を述べてもらったら・・・。
1人目「イエス様の苦しみがこんなにもつらいものだったとは、知りませんでした。」
2人目「イエスキリストと、主なる神様がいっしょということを勉強しました。」
3人目「バッハが大切な内容だから曲にしたいのだと思いました。」
4人目「イエス様が私たちの罪のために十字架についてくださったことにびっくりしました。」
これ小学校3年生のマタイ受難曲の一回目のレッスンの後の感想としては驚きです!
教会のなかで練習はさせてもらいましたが、普段教会に通っている子どもたちではないんです。
”奥村、いったい何を教えたんだ!?”と突っ込まれそうですが、マタイ受難曲の説明をして、一緒に歌っただけです。
バッハ恐るべし!とも思うし、子どもたちの力ってすごいなぁと。
自分としては、声の出し方や、音符の読み方や、そんな感想が出るのかと思ってたのですが、あまりにも立派な感想に涙がでそうになりました!
そして渋谷に移動。
かぐや姫合唱団の練習で、俳優さんによる演技指導のワークショップのような稽古がありました。
とても興味深く、勉強になりました。
舞台に立つものの心得を教えていただきました。