7月27日(金)
早起きして荷造りをし、ザルツブルクに向かいました。
到着してホテルにチェックインして音楽祭の祝祭劇場へ。
早速アバドとの練習です。
オーケストラのメンバーとボローニャ以来1ヶ月半ぶりの再会。
メンバーは少ししか変わっていませんでしたが、一番大きかったのはコンサートマスターが変わっていました。
前のラファエル君もよかったけど、今回の方はもっと良くてとても視野の広いコンサートマスターでした。
アバドは今回は暗譜に挑戦!
けど、覚えていらっしゃらないので、何度も撮りなおしをしました(テレビ放送のため)。
プローべ終了予定時刻を大きく回ってしまいましたが、アバドの熱い指揮を楽しみました。
彼の体はとても小さいのですが、指揮台の上に立つと大きく見えます。
指揮棒を長いのを使っていらっしゃるからではないです(笑)。
鋭くかつ優しい目で見つめられるとやる気が沸いてきます!
彼が唯一歌手に出した注文。
高音で”エ”の母音のときにアを混ぜるようにと。
やはり母音の質と色は気になるんだなぁと思いました。
夜は同僚達とビアホールへ。
ビール肉なるものを食しました。
ザルツブルクはこの音楽祭期間中物価が高いと聞いていたけど、思ったほど高くなくて安心!