11月12日(土)
イエズス会教会の教会合唱団の強化練習でした。
第一にブルクナー”ホ短調ミサ”が難しいということと、1月にあるディアベッリの練習時間が取れないので今のうちにやっておこうという二つの目的から、土曜練習が組まれた模様です。
午前午後と3時間ずつで6時間の稽古です。
ブルックーナーは下のミのフラットがあり、集中して体を開かないといい音が出ません。
もうちょっと年を食うと楽に出るようになるのかなぁ。
ディアベッリは聞いたことのない作曲家でしたが、曲は古典派のサリエリっぽい作風です。
この合唱団の宝というべきコレペティトアのマックス君は僕に言わせれば天才です。
16歳の時にブラームスのレクイエムをコレペティしたとのこと。
現在は指揮科の学生でもありますが、自分に厳しく練習の流れを完全に掴んでいて、常々彼の仕事ぶりには惚れぼれします。
いろいろなところで引っ張りだこらしいですが、指揮者としても是非大成してほしいと思います。
ヨーロッパ滞在あと75日
ウィーン滞在あと58日